薬王堂気まぐれ通信使№838  2022-6-19
Yakuoudo Capricious Communications Satellite

広島大学・理学部生物科学科とヒコビア会が共催する植物観察会に参加してきました。
今日は廿日市市大野町にある妹背の滝に行ってきました。


妹背の滝には私が高校時代に行ったのが初めてでした。
当時、国鉄大野浦駅で下車し同年の者たちと妹背の滝までの田舎道を歩いたことを思い出します
今回も昔に通った道を確かめたくもありJR大野浦駅で下車しました。
55年も昔の記憶は薄れ見覚えのない家屋が目立ちます。
妹背の滝(雄滝)がある下流に大頭神社があります。
妹背の滝の有る川は毛保川といい上流にはおおの自然観察の森や渡の瀬ダムがあります。

大頭神社

戦後、毛保川上流域に変った木が群生していることを地元の愛好家が見つけ話題になりました。
秋になると紅葉がきれいで咲く花の形が特異だったことから何だろう?と調べた結果、マルバノキ(ベニマンサク)である事がわかりました。
その群生地は現在、おおの自然観察の森となり多くの方々に親しまれています。
大頭神社の裏山にもマルバノキがありました。
気が付いた順に植物を載せてみましょう。

バショウ
スノキ    黒変した実
オニカナワラビ
ベニシダ  葉裏の胞子
サンヨウアオイ  
イズセンリョウ  
カクレミノ
オオベニシダ
リンボク
ヒメユズリハ
イヌエンジュ(ハネミノイヌエンジュ)
テイカカズラ
サルトリイバラ
ミドリベニシダ
アリマウマノスズクサ(ホソバウマノスズクサ)

ルリミノキが有りました。


ルリミノキ


ルリミノキの花

ルリミノキ  花1  花アップ  
ジガバチソウ  花アップ
タラヨウ
ヒトツバ
ミツデウラボシ
トラノオシダ
トキワトラノオ ※コバノヒノキシダに似る
ミヤマガマズミ
タカノツメ
オオバノトンボソウ
イヌザンショウ  刺が互生する
オカトラノオ
カワラハンノキ
オオバタンキリマメ(トキリマメ)

ヒナランがありました。


ヒナラン


ヒナラン

シノブ
シケシダ(ナチシケシダ?)

やっと滝下まで下りてきました。


妹背の滝


山陽線で宮島駅の手前、前空駅まで歩くことにします。
暑い日でしたね。
カラスウリ
ナワシロイチゴ


ナワシロイチゴ



歩くには少々長い距離だったようです。


前空駅周辺の海岸より宮島を見る。左手に大鳥居があります。



※ 妹背の滝には同じくヒコビア会で2013年11月17日に行ったことがありルリミノキの実も撮影しています。
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